「熊野の木こりに会いに行く。」
総勢30名以上で伐採現場を訪れ、
体験ツアーを無事終了しました!
まずは林業の行程、木の切り方についての解説から始まり、熊野川町森林組合の田中組合長による独自の森づくりの考え方を聞き、そしてユンボ作業やスイングヤーダーによる集材作業の実演と、樹齢100年くらいという大きな木が倒される瞬間に立ち会うことができました。
木こりの師匠・和田さんが
「風の吹く日は絶対に大木は切らんのやけど」と言いながらも、
若手の女性木こり・はださんに、
安全確認を最大にして切るように指示してくださり、貴重な体験ができました。
プロの木こり・和田さん
「ワシらの仕事は形に残らん。
だからいい。」
和田さんの言葉は
本当に深くしみます…。
若手の女性木こり・はださん
和田さんの仕事にあこがれ、相手にされなかった時代から4年かけて通いつめ、師匠に「仕事をいとわない、男でも嫌がることを臆せずに取り組める、すごいヤツ」と認めさせた一途な女子です!
今や珍しい女子の木こりのプロとして、取材を受けてひっぱりだこで、今回も嫌な顔一つせず、現場に迎え入れてくださいました!
和田さんのおくさま
作業を共にしながら常に全体を細やかに気にされています。
前には出てこられないとてもとても謙虚な方でした。
左:
スイングヤーダーによる集材作業
中:
今回の最高齢のご夫婦が90年生の木の前で記念写真「私らよりも10才年上なんやねぇ…」
右:
今回は親子連れも多く参加してくださいました。この子は木を倒す迫力にしばし呆然…。いつか、また来てほしいな。